電波の日記念講演会 主催:社団法人電波産業会及び情報通信月間推進協議会

日時:平成22年6月4日(金曜日) 会場:明治記念館 「富士の間」

13:10 (開 会) 挨 拶 13:10〜13:15 社団法人電波産業会 専 務 理 事 若尾 正義

講演1 基調講演 13:15〜13:45 総務省 総合通信基盤局 局 長 桜井 俊 氏

講演2 モバイルWiMAXサービスが創る豊かな社会 13:45〜14:25 UQコミュニケーションズ株 代表取締役社長 田中 孝司 氏

講演3 完全デジタル化に向けて映像の進化とテレビ局経営 14:40〜15:20 株式会社テレビ東京 代表取締役社長 島田 昌幸 氏

講演4 パナソニックの移動体通信事業の取組み 15:20〜16:00 パナソニック モバイルコミュ ニケーションズ株式会社 代表取締役社長 脇 治 氏

概要:近年の情報通信技術の発展により、移動体通信の高度化と放送のデジタル化が促進され、電波利用システムは社会経済活動及び国民生活において必要不可欠なインフラとなっています。
通信分野では、携帯電話及びPHSの加入契約数が1億1407万に達し、人口普及率は89%を超えました(昨年9月末)。また、従来から広く使われている携帯電話システムに加えて、モバイルWiMAXといった広帯域移動無線アクセスシステムが実用化されるなど、技術的にもビジネス的にも多様な広がりを見せ始めています。第4世代移動通信システム(IMT-Advanced)の具現化に向けた取り組みについては、昨年10月に開催されたITU-Rの会合で、国際標準化に向けた6件の技術提案があり、2011年に予定されているITU-Rとしての勧告案策定の道筋がつけられました。
放送分野では、総務省を始めとする関係省庁、放送事業者、メーカ、研究機関等と連携した積極的な普及活動が実を結び、我が国の地上デジタルテレビジョン放送方式(ISDB-T)の国際普及に関して大きな進展がありました。この一年間で、ペルー、アルゼンチン、チリ、ベネズエラ、エクアドルと、南米諸国でのISDB-T方式の採用が決定しています。
このような情勢を踏まえ、社団法人電波産業会及び情報通信月間推進協議会では総務省のご後援(予定)を得て、6月1日の電波の日を記念して情報通信月間参加行事「電波の日記念講演会」を下記のとおり開催いたします。講演会では「電波利用の現状と今後の展望」をテーマとして、総務省、電気通信事業者、放送事業者及び無線機器製造業者の各分野から講師をお迎えして、それぞれのお立場からのご講演を頂きます。
ぜひ、ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

所感:移動体通信の高度化と放送のデジタル化が促進され、電波利用システムは社会経済活動及び国民生活において必要不可欠なインフラ等の現状と動向が把握でき有益でした。